老健で長く働いたけど、やっぱり一般病院で働きたい気持ちが残ってる。
でも今から一般病院で働けるか不安だし、大変な環境に飛び込むのには勇気がいる。
今の職場より働きやすくなったり、やりがいがあるのかがわからない。
結論から述べます。
「老健で長く働いていても、今から一般病棟で働くことは可能。むしろ一般病棟に転職することで得られるメリットもたくさんある!」
老健という職場は環境的に様々な辛い面があります。
- 医者がいない分、現場の判断や指揮を任される責任の重さ
- 相談できる同僚の数が少ない
- 介護職員との人間関係が複雑
- 人手不足で労働環境が過酷
- 福利厚生が整っていないところが多い
これらの悩みは一般病棟であれば解消されることも多々あります。
この記事では以下のことを詳しく書いています。
- 老健から一般病院へ転職するメリット
- 辞めたい時の行動の選択肢
- 転職する際の具体的な行動
この記事を読み終わったときには、老健の看護師を辞める決意が以前より固まり、そしてどのように行動すれば今の悩みがうまく解消されるかがわかっているはずです。
老健から一般病院へ転職するメリット
- 一人で責任を負わなくていい
- 医者も看護師もたくさんいる
- 他職種、同僚に相談できる
- 教育がしっかりしている
- 勉強できる
- 給料がいい
- 人手も老健より多い
新しい環境はストレスではありますが、その分学びも多く、人として、看護師として大いに成長できると思います。
医者が近くにいる安心感、同僚スタッフや他職種スタッフへ気軽に相談できる安心感は老健ではない体験になります。
さらに給料が増えたり福利厚生が潤う面も抑えておきましょう。
老健を辞めたいと思った時の行動の選択肢
- 今とは別の施設で似た分野へ転職する
- 少し今より看護色を強めた職場へ転職する(回復期・リハビリ期を持つ病院・施設)
- 小規模な病院へ転職する(一次救急などの軽症が多い病院)
- 大規模な施設や病院へ転職する(一次救急以上の病院や施設)
- 訪問看護分野を選択する
行動の選択肢を提示しましたが、最後の訪問看護については老健での経験しかない場合は、慣れるまでに苦労する可能性があります。
基本1人で訪問して様々な疾患の患者を相手しなければならないため、看護に自信がなければまずは小規模の病院で看護の力をつけてから転職することをお勧めします。
転職する際の具体的な行動
- 自分がどんな環境やどんな分野で働きたいか明確にする
- 早めに転職サイトを利用して職場探しを進めておく
- 管理職へ相談する
- 少しずつ看護師としての力をつけたいならまずは慢性期、回復期の病院を探す【転職サイトを利用】
- 一般病棟で軽症が見たいなら一次救急の病院を探す【転職サイトを利用】
重要なポイントは3つです。
自分が働きたい環境や分野をより明確にすること
自分が興味のない分野や自分がより辛くなるような環境では、仕事がただ辛いだけになってしまうので、転職の際は自分の理想をしっかりと持って、転職活動をしましょう。
転職サイトは複数に登録して、早めに職場探しをスタートさせること
転職サイトによって、持っている求人の種類が変わります。
多すぎればいいというわけではありませんが、複数登録しておくことで、いい求人に出会える確率が上がります。
そして早めに職場探しを始めて、時間をかけてじっくり職場を探すことが成功の鍵です。
自分の意思はぶらさずに管理職に相談する
辞めたい職員を多くの管理職は止めます。
意思が弱ければあっという間に流されてしまいますので、自分のやりたいことや転職の意思が固まっていることを前面に出して、意思を曲げずに交渉しましょう。