看護師2年目になったけど「やめたい」と思ってる人が今この記事を読んでくださってると思います。
- 1年はなんとか頑張ってみたけどもう限界
- 2年目になれば楽になると聞いてたけど現状が変わらない
- 2年目になってできることは増えたけど、責任の重さも増えて辛い
- 後輩ができたけど、先輩と胸を張って言える立場にいない
- 先輩が怖すぎる
- 今の職場が自分のやりたい分野じゃないって気づいた
- 給料安すぎ
この悩みは時間が解決するのでしょうか??
現役集中治療室看護師の私がお伝えするアドバイスは4つです。
- 1年経っても人間関係に変化がない場合、今後の人間関係の変化も乏しい可能性あり
- やりがいがあったり、興味がある分野を今の自分が関われているなら辛いのはもうちょっと我慢
- やりがいや興味のある分野が今の職場にないなら今の職場を離れよう
- 看護師の仕事は楽しい部分、やりがいのある部分もあるけど、辛いことも多いもの
この記事では「2年目になったあなたがやめたいと思った時にとるべき行動とその詳細」を書いています。
- やめるべきか続けるべきかを判断するための情報が手に入る
- 続けることで得られるものがわかる
- やめる場合の行動の選択肢がわかる
- やめる場合の具体的な行動がわかる
それでは具体的に見ていきましょう。
やめるべき人とそうでない人
まず結論から述べます。
- 1年目から人間関係が辛かった。2年目になっても現状は何も変わっていない
- 今の部署は希望の部署でなく、まだ異動もできなさそう
- 給料がほとんどのモチベーションなのに今の職場の給料は安い
- 働いているだけで涙が出てくる、ふとした瞬間に涙が出てくる
- 労働環境が劣悪すぎてとても長く働ける職場でないと思う
- 辛いことは多いけど、今の職場でやりがいを感じたり楽しいと感じれる場面がある
- 今の職場は自分の興味のある分野
- 信頼できる同期・先輩がいる
2年目になったけど辛い現状が変わらない場合やそれに伴って心身になんらかの影響が出ている場合は無理せず、少し休職したり転職することを検討しましょう。
ただ、辛いことがある反面、思い返せばやりがいや楽しさを感じたり、味方になってくれる人がいるのならもう少し頑張っても良いと思います。
今の職場で仕事を続けることで得られるもの
今の仕事を続けることで得られるのはどんなものでしょうか。
まとめると、
- 患者の疾患・病態・治療に関する知識がより深まる
- 病棟全体を把握する力が伸びる
- 教育に関われば、自身の看護力・知識力も飛躍的に伸びる
- 良い意味で人間関係がより密接になる
- 施設内・院内での知り合いが増える
- 退職金・有給休暇など長く働くことで得られる福利厚生に厚みが増す
- 周囲の信頼が増す
私自身、6年目で集中治療室間を異動し看護師8年目になりますが今でも学びが多く、充実した日々を送っています。
同じ部署で3年は働いた方がいい。
なんてことも言われたりしますが、実際に学べることが多いのは事実です。
やめる場合、考えられる選択肢は?
もし今の職場を辞めるつもりであれば、その後の選択肢としてはどういったものがあるでしょうか。
- 同じ施設・病院内で部署を変える
- 違う施設・病院内へ転職する
- 看護師を辞めてまったく新しい分野の仕事に就く
- 進学する
では具体的にそれぞれの選択肢に見合った人はどんな人かをまとめます。
- 行きたい部署が今の施設・病院にある
- 親しい友人・同期・先輩が今の施設・病院にいる
- 今の職場の福利厚生、立地等に満足している
- 今の職場のキャリアを崩したくない
- 労働環境に不満があまりない
- 働きたい部署が今の施設・病院にない
- 今の職場の労働環境に難あり
- 給料が安い
- 人間関係が最悪
- ステップアップの機会が少ないもしくはない
- 福利厚生が不満
- 施設・病院で働く看護師に興味がなくなった
- 企業などでも働いてみたい
- 自分の趣味を仕事にしたい
- より興味のある分野がある
- 教員に興味がある
- 臨床で大きな疑問、解決したい事柄がある
やめる場合の具体的にどう行動すればいい?
辞める決心が固まってる人は具体的にどのように行動すればいいのでしょうか。
- 自分の理想の職場を明確にする
- その職場が自身の働く施設・病院で成り立つか否か
- 成り立たないなら他施設・他病院への転職を検討【転職サイトを利用】
- 成り立つなら部署異動を検討【管理職へ相談】
まずは自分がどんな働き方をしたいかを明確にしておくことで、
- 今の施設・病院で異動する・転職するか判断できる
- 転職する際に欲しい求人がより集まりやすくなる
- 求人を探し始めた時に、様々な条件に目移りして「理想の職場」がブレるのを防ぐ
このようなメリットがあります。
部署異動するなら管理職に早めに相談しましょう。
また転職する場合も、働きたい施設・病院が明確に決まっていないなら転職サイトに登録して求人を探すのが一般的です。