こんにちは。
突然ですが、皆さんは最近流行りの「心電図検定」をご存知でしょうか??
実際、心電図検定について知らないと言う人もまだまだたくさんいるのが現状です。
なぜなら、心電図検定は最近認知され始めた、まだまだ新しい資格だからです。
私自身、第4回の心電図検定を受験しましたが、受験することによって得られたものはかなり大きいと実感しております。
心電図に興味がある、もしくは苦手な方に少しでも心電図に興味を持ってもらえるように、今回は心電図検定の概略についてお話します。
心電図検定について知って、心電図に少しでも精通して日々の仕事に活かせるようにしましょう。
心電図検定とは
心電図検定は、日本不整脈心電学会と呼ばれる団体が2014年に検定と資格の立ち上げを行い始まりました。
2015年に第1回の試験が開催され、資格の第一号が生まれています。
そして2019年の今年で第5回の開催になります。
心電図検定はその名の通り、心電図の「知識」や「読解力」を向上させるための検定です。
心電図検定の起源は?
現在の世界中で当たり前のように心電図が利用されています。
心電図の検査自体は非常に簡単でほぼ侵襲がないため、病院や施設では医師だけでなく、看護師や臨床検査技師など様々な人が検査に触れる機会を持ちます。
また看護師であれば、受け持ちをした患者が心電図をつけているなんてことも多いかと思います。
心電図が苦手な人なら重々承知していることかもしれませんが、心電図はパッと見、「複雑」で「わかりにくい」と感じるものです。
実際に心電図は決して単一的なものではなく、熟練の医療者が見ても判断がつきにくい場合や読み間違えることもあるぐらい難しく複雑なものもあります。
現代医療では心電図の読解には12誘導心電図をいう機器を使います。
機器を患者に装着すれば、自動で患者の心電図を読み込み、機械が自動診断をしてくれます。
しかし、どこまでいっても機械の診断の域を出ることはなく、人の目に勝るものはありません。
実際に医療現場では「治療方針の決定」や「臨床判断」に医療従事者の目が必須になります。
そこで心電図に関わる知識の普及を行い、幅広い医療従事者が心電図についての理解を深め、医療の質の向上を図るために始められたのが起源とされています。
私個人的な意見としても、患者の一番近くにいる看護師が患者の異変や異常に一番最初に気付きやすいため、心電図についての理解が深ければ深いほど患者の命を救う結果になったり、治療の円滑化に繋がると考えています。
誰のための資格?
心電図検定はどういった人のための資格なのでしょう??
つまり、心電図に興味がある方のための資格です。
実際に心電図検定の開催元である日本不整脈学会にもこのように書かれています。
医師・看護師・臨床検査技師・医療系学生・医療関連業者のほか、心電図に興味を有する方であれば問いません。
日本心電図学会公式HPより
近年では心電図検定の認知度が増しており、資格取得に向けて動き出さんとする医療者や学生が増え続けています。
第4回の時点で出願者は5000人を超えるようになりました。
まだデータは出ていませんが、2019年、今年の第5回ではおそらく去年以上の出願者が増えることでしょう。
心電図検定を知ってあなたはどうする?
今回心電図検定について概略を記載しましたが、心電図検定について少しはお分かりいただけましたでしょうか??
「興味があったからとりあえず受けてみる」
そんな軽いノリで私も受けてみましたが、実際に受けてみるといろんな発見がありさらに心電図に興味が持てるようになりました。
心電図を今まで避けてきた人も、勉強に困っていた人も心電図検定を通してステップアップしてみませんか??
少しでも興味があるなら
心電図検定公式HPへジャンプしましょう。
そこで試験の申し込みをしてしまえば、ステップアップの第一段階はクリアです!
きっと後悔はしませんよ。
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