心電図検定を受ける方に避けては通れないのが、「費用の問題」です。
問題というほどではありませんが、概算で1万円単位のお金がかかることですので、出来るだけ安くできることに越したことはありません。
心電図検定にかかる費用に関しては下記記事を参照ください。
この記事ではざっくり1万円から4〜5万円の費用が必要であると記載しました。
検定料は割引できないですが、その他の費用を出来るだけ安くするための方法があります。
どこをコストカットするのか
コストカットできる部分はいくつか存在します。
そもそも心電図検定で検定費以外、どこにお金がかかるのでしょうか。
それは
参考書
交通費
宿泊費
メディカルデバイダー
の4点が上がります。
参考書
参考書は最もコストカットできる部分だと筆者は考えています。
大前提として、心電図検定を初めて受ける方に関しては心電図検定公式の問題集を購入することをおすすめします。
参考書に関しては下記記事を参照ください。
この公式問題集は試験の過去問的な役割を果たしているだけでなく、読み込むことで心電図に対する知識がぐっと上がるので、必須と言っても過言ではありません。
心電図に不慣れな方はやはりたくさん参考書を手元においておきたいと思います。
試験があるとなればなおさらです。
しかし心電図に関して、参考書はたくさんある必要はありません。
特に3級、4級を受ける方は、心電図の基本をベースとした薄い本に、上記の公式参考書を使うだけで十分です。
勉強する前から意気込んでたくさん参考書を買って、費用を膨らませてしまうことは避けましょう。
交通費・宿泊費
交通費と宿泊費の節約方法に関しては非常にシンプルです。
試験会場から遠方に住まれている方はどうしても交通費がかかりますし、宿泊費がかかる方もいます。
こればっかりは試験を受けるを決めた時点で、会場周辺を確認して安いホテルを押さえておく、また新幹線や飛行機も早めに押さえておくことです。
試験が近くなればなるほど、会場周辺の安いホテルは埋まってしまいますし、予約が早ければ早いほど、宿泊費・交通費も安くなります。
幸いにも、心電図検定は申し込みしてから試験まで数ヶ月時間があります。
試験日も会場もすでに公表されているので、申し込んだら早速宿泊と交通の予約をしてしまいましょう。
メディカルデバイダー
心電図を詳しく読む際に、メディカルデバイダーはあると心強い存在です。
しかし購入するとなると1,000~2,000円ほどかかります。
ただ多くの場合、病院などで心電図をよく扱う病棟や集中治療室にはメディカルデバイダーが置いてあります。
自分の病棟になくても、友達や知り合いづてにメディカルデバイダーを借りてしまいましょう。
だいたい1つぐらい余分に病棟には置いてあったりするので借りることができるはずです。
また、メディカルデバイダーは必須のアイテムではありません。
あれば少し安心程度のアイテムなので、最悪なくても問題ありませんのでご安心を!
出来るだけ低予算で最大の学びを
出来るだけお金をかけずに最大限の学びができればありがたいですよね。
心電図検定には費用がかかりますが、費用がかかってるからこそ勉強しないといけないという姿勢にもなりますし、実際心電図検定には費用に見合った価値があります。
最大の目的は自身の学びを深めて臨床で使えることだと思うので、あまり費用にこだわりすぎるのも良くないかもしれませんが、今回はコストカットについてまとめました。
コストカットを意識するなら
□3級・4級受験者は心電図検定公式問題集で十分。
□検定に申し込んだら早速ホテルと交通の予約を!
□メディカルデバイダーが必要な方は、働いている施設から借りてしまおう
が重要ですよ!
学びを得ることが最大の目的
出来るだけ費用を抑えて検定を受ける方法をいくつか紹介しましたが、心電図検定を受ける真の目的は心電図に関する知識や読解力を身につけることです。
あまり予算にこだわりすぎて本来学べる内容がおろそかになってしまっては元も子もありません。
その辺をしっかりと割り切って、検定に挑んでいただければと思います。
それでは!