看護師が転職を考えた時、新しい職場探しの方法として使う方が多いのが転職サイトです。
今では転職サイトも様々であり、利用に際しても良し悪しがあります。
転職サイトのメリットに関しては以前書いた記事を参照ください。
今回はあえて、転職サイトを利用することの「デメリット」について記載していきます。
簡単に説明する転職サイトのメリット
一般的に、転職サイトを利用すると転職活動がスムーズに進むことが多いです。
担当者が転職に関するあらゆる相談に対応し、病院との架け橋となり、条件交渉、面接日程、内部情報提供など様々なサポートしてくれるからです。
転職サイトだけの非公開求人も多いことも特徴です。
何よりもこうしたバックアップ体制によって、孤独感を持たずに転職活動を進められるのは最大の魅力といえます。
デメリット1.担当者からの連絡が頻回
転職サイトに登録すると、サイトによっては日に何度も電話などの連絡が来ることがあります。
これは悪質な転職サイト、もしくは悪質な担当者に関わった時にありがちな話です。
こちらが断った転職先をしつこく何度も電話で薦めてきたり、こちらが希望しない時間帯に無遠慮に電話してきます。
大抵の担当者は看護師にしつこく薦めても逆効果ということを知っていますが、一部の(頭の足りない)担当者は、こちらの意向を無視してたくさん電話をかけて来ることがあるようです。
逆に、中には少しでもいい情報を提供したいと思うがゆえに熱くなってしまう担当者もいるようです。
もちろん、そのような人ばかりではありませんが、転職サイトで働くコンサルタントの能力も皆統一してピカイチというわけではありません。
どうしてもやっつけ仕事のような働き方をしている人も少数なりいるのが現実です。
担当者からの連絡が多い場合の対処法
転職サイトに登録する時点でお客様はあなたです。
お客様を不快にさせるようなサービスはサービスを提供する側としてはナンセンスです。
連絡が多いなと感じた際は、連絡の頻度を控えるように担当者に伝えましょう。
もしくは連絡の手段をメールにするなどしてもらいましょう。
私が逆に担当者だった場合、お客様の希望の求人内容が具体的でないと、あれも良さそうだ、これも良さそうだと合いそうな求人をたくさん紹介したくなります。
もちろん、いい求人を紹介して満足してもらいたいからです。
つまり、希望条件が曖昧であると、担当者も悩みながらたくさん紹介するしか無くなってしまうのです。
なので、希望の求人条件をしっかりと伝えるようにしましょう。
プラスで希望条件以外の連絡は控えるように伝えると、尚効果的です。
また最終手段としては担当者の変更を考えましょう。
自分が不快になってしまったり、転職サイトが有益と思えないと本末転倒です。
もし上記の対策をしても連絡頻度が多くて困る場合などは、転職サイトに問い合わせて担当者の変更を依頼しましょう。
連絡の頻度を控えるように担当者に伝える
連絡手段にメールなども利用する
自分の希望条件を明確にし、希望以外の連絡は控えるよう伝える
担当者を変更してもらう
デメリット2.担当者から希望条件と違う求人が紹介される
最初に希望条件を伝えると思いますが、それなのに希望と全く違う求人ばかり紹介されるといったケースもあるそうです。
担当者がやっつけ仕事、もしくは転職サイトの利益になる求人を主に紹介してきていることが考えられます。
ただ、担当者と希望条件の意思疎通がうまく図れていない場合も考えられますので、このような時は担当者に希望条件を再度伝えるようにするのが良いかと思います。
それでも改善されない場合、もっと親身になって考えてくれる別の転職サイトに乗り換えることをお勧めします。
担当者に希望条件を再度伝える
別の転職サイトに乗り換える
デメリット3.紹介された内容と実際の条件が違う
実際に働いてから、給料や希望条件が自分の認識していたものと違うということがあるそうです。
希望も曖昧で、どんな条件があるが教えてもらってから転職を考えたい人に親身になって様々な情報提供をしてくれて、転職までサポートしてくれる担当者もいます。
しかし一部の担当者は会社の利益優先ややっつけ仕事をしているために条件が違うということが起こり得ます。
何度も伝えている内容ですが、転職先の希望が具体的に思い浮かべられない時点での相談相手としては注意が必要です。
実際の条件は転職してしまった後からわかることでもあるため、もう対処できないのでは?と思うかもしれません。
紹介された内容と実際の条件が違う時の対処法
基本的に重要となるのは転職コンサルタントとのやりとりや条件の内容の確認をメールで行ない、証拠を残すことです。
求人条件のメールを証拠に残していても、細かい字の注意書きで見落とした情報の中に病院側に有利な条件が書かれていることがあります。
求人条件も普段見慣れない私たちでは自分の認識と書いてあることの実際がずれていることがあります。
なので、求人情報の認識のズレがなくなるようにする必要があります。
正しい認識ができるように下記記事も参照してください。
ちゃんとした証拠を残せば内定取り消しの依頼もできます。
デメリット4.転職支援に弱い地域もある
看護師の求人は基本的に全国どこの地域でもあります。
当然のように病院などの医療施設が密接している都内と地方では求人数にも圧倒的な差があります。
自分が希望している条件でさらに地域を限定するとなかなか希望に添えない求人しか集まらない可能性があります。
働く場所と希望内容にもよるため、一概には言えませんが、転職サイトよりも、地域であればハローワークなどの方が頼りになる場合もあります。
以上になりすが、転職サイトのデメリットも理解した上で、メリットの部分を有効活用して、うまく転職に活かして欲しいと思います。
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