私は看護師として初めて働くとき、一緒に病院に就職した同期がたくさんいます。
私の場合、職場を離れた同期も、まだ一緒の職場にいる同期も部署の違う同期も、今でも深い付き合いが続いています。
始めのうちは研修も一緒だったり、同期同士で仲良くなるきっかけも多いと思います。
慣れてくると違う部署にいる同期とあまり接触しなくなり、連絡もとらなくなる方もいるかと思います。
しかし、実は彼らの存在は人生においてもかなり重要になってきます。
そこで今回は同期の大切さをお伝えしていきます。
社会人同期は人生で1度きり
皆さんはお気づきかもしれませんが、新卒の同期ができるのは人生で一度きりです。
社会人に初めてなって、初めての同期ができる人が多いと思います。
今後、今の職場を離れて違う職場になった時に一緒に入った仲間は確かに同期かもしれませんが、社会人一年目のまっさらな同期は最初だけです。
同じような経験や研修を共にし、同じ立場で話合える唯一の存在です。
どんどん年をとっても同期とのつながりが続くことや連絡を取り合う先輩方も非常に多いです。
私は新卒同期は親友に近いぐらいのかなり大きな存在だと思っています。
私は、同期と休みの日もずっと一緒に過ごしていた記憶がありますし、よく一緒に勉強しに出かけました。
今でもよく飲みに行って仕事の話をしたりします。
私にとって親友と変わらないぐらいの宝です。
新卒の同期は人生で一度だけ
良いことも悪いことも共感できる
新卒同期は、最初は皆同じような仕事の経路をたどると思います。
社会人生活、新しい職場、新しい仕事、人間関係の悩み、仕事の悩みなど他の人より自分と同じような境遇にある同期は、非常に共感できる部分が多いです。
良いことも悪いこともなんでも相談しあい、時にはお互い言い合って絆を深めていけるものです。
特につらい時に共感できる、してもらえる存在は自分の社会人人生の方向性を大きく変える可能性もあります。
相談する相手もおらず、時にはプライドが邪魔して相談できす、どんどんため込んで仕事ができないぐらいの精神状態になってしまった人も見て来ました。
初めての職場は先輩や上司ばかりで、自分の意見もあまり言えずため込むことが多いですが、そんなときの同期は本当に心強いですね。
同期は良きライバル
いい時も悪い時も支えあえるのが同期ですが、仕事では良きライバルにもなります。
~も頑張っている、~に負けないように頑張ろうなど、同期の仕事の話を聞いて、自分の改善点を見つけ自分の職場の仕事に生かしたりもできます。
皆が同じ経験をしているわけではないので、成長のスピードも違いますし、月日が経つと学んでいる内容も変わってきます。
しかし同期からの話で自分の仕事に活かせることや、勉強しないといけないモチベーションをもらえます。
私はお互いのいいところを盗みあって成長してきました。
親しき仲にも礼儀あり
どんなに近い存在やなんでも言い合える仲といっても一人ひとりは感情をもった人間です。
親しき仲にも礼儀ありです。
ふとした態度や言葉で相手を傷つけたり、傷つけられたりすることもあるかと思います。
私は正直に話し合って時には喧嘩もするのも良いと思っています。
結局、本当につらい時や悩んでるときに味方になってくれるのは立場の近い同期です。
相手の気持ちを考えて接することができるようにしましょう。
追記:職場での接し方に注意
新卒同期となるとお互いにまだまだ学生あがり感が抜けていないと思います。
職場でばったりあったりしたときに、思わず学生時代のノリで接してしまうことや話し込んでしまうこと、ふざけてしまうことがあるかもしれません。
ただ、そこは学校ではなく職場であることを十分に配慮してください。
職場であるということでもう一つ追加するなら友達のような言葉遣いも要注意です。
周りの上司はそういう新卒の姿をよく見ています。
同期も巻き込んで社内の評価を落とすことがないように、社会人として節度をもって接していくようにしましょう。