看護師は看護学生の時から授業やら実習で、膨大な時間を学習に費やします。
しかし看護師が本当に勉強が必要とされるのは、現場に出てからです。
学生の時よりも、より深く、難しい内容の勉強がどうしても必要になってきます。
しかし看護師になってからは学生の時のように、勉強する時間がしっかりと設けられているわけではありません。
仕事の後や、プライベートの時間など自分で時間を作って勉強しなければなりません。
看護師の仕事はとてもハードで、仕事のあとはどっと疲れていますし、
眠たい!休みたい!遊びたい!仕事のことは考えたくない!
という気持ちが必ず先行してきます。
どうしても勉強を先延ばしにしてしまいがちですが、いつかはやらないといけないですし、仕事上でも必要になります。
そんなやる気の出ない時に、少しでもやる気を出して勉強に取り組めるようにするためのコツを、現役看護師で日々勉強に勤しんでいる私がお伝えします。
モチベーションは人それぞれ
勉強をしたいと思う人にはそれぞれ自分なりのモチベーションがあります。
動機は様々ですが、
✔︎看護にかける思い
✔︎認められたい
✔︎同期や後輩に負けられない
✔︎好きな人に認められたい
✔︎患者さんへの熱い思い
✔︎先輩に怒られないため
✔︎期待に応えたい
✔︎スキルアップして昇格したい
✔︎苦手な部分を補って、レベルアップしたい
などです。
どれも勉強を行う動機として素晴らしいと思います。
医療業界は常に進化していて、最新のエビデンスやケアもどんどん追加されて、今日まで正しいとされていた内容が、明日には否定されるなんてこともあります。
なので、看護師は患者さんや自分を守るためにも、日頃から勉強を続ける必要があります。
同じモチベーションで頑張り続けられる人もいますが、多くの人はそうではないと思います。
モチベーションは人によって様々ですが、一時的ではなく、いろんなモチベーションを一定期間で小出しにしながら日々勉強する癖をつけていく必要があります。
自分のモチベーションを自分で理解することも、勉強のやる気を出したり、続けていく上で重要になるので、一度振り返ってみるといいですよ。
慢性的な疲労・寝不足はやる気を削いでいく
慢性的な疲れや寝不足は勉強へのやる気を一気に削いでしまいます。
しかし看護師として働く上で仕事以外の時に常に疲れてない状態を作り出すというのもなかなか難しいのも現状です。
プライベートの時間や休みの日は自分の好きなことをすることも看護師を継続していく上で非常に大切です。
うまく時間を有効活用して、プライベートの時間も残しつつ勉強することが大切になります。
疲れていたり寝不足の状態だと頑張って机に向かっても非常に効率の悪い時間を過ごすことにな流のは、みなさん承知のことかと思います。
体が元気な状態であれば1時間で学習し終える内容でも、疲れていたり寝不足だと仮眠したり、頭がぼーっとして2倍、3倍と時間がかかりますよね。
看護師の仕事は楽ではないですし、体力も相当使います。
どうしても無理な場合はしっかり休めた時に勉強するしかないと思いますが、寝不足に関しては自分次第でなんとかなります。
現代人、特に日本人は世界の一般に比べて睡眠時間が短いとされています。
他国は平均7時間〜8時間寝ているのに比べて日本人は6時間程度というデータもあり、日本人の睡眠時間の短さが伺えます。
睡眠に関しての詳しい記事は下記を参照ください。
多くの人は自分が慢性的な寝不足であるのにも関わらず、それが自分のスタンダードだと誤認している場合があります。
本当に寝不足ではない状態を経験し、その状態で勉強した時の集中力は尋常じゃありません。
自分のやりたいこともたくさんありますし、日々寝不足の状態が続いているかもしれませんが、しっかりと寝て、身体を休めることで、勉強の集中力だけでなく、気持ちも前向きなって勉強に取り組む姿勢も変わります。
ぜひお試しください。
仕事終わりに勉強するなら仮眠がオススメ
その日学んだことをその日のうちに復習することが、知識の定着には非常に有効です。
なので私はよく仕事終わりに、学んだことや調べたいことを調べて勉強することが多いです。
しかし、1日働いたあとは本当に眠たくて、疲れていて、なかなか集中して勉強できません。
しかし、仕事終わりに15分ほど仮眠をとってから勉強することで、眠気がなく非常に集中して勉強できることに最近になって気づきました。
私は仮眠の際、勉強する机に突っ伏してとるのではなく、仮眠室などで横になって寝るようにしています。
この方法であれば、仕事終わりでも非常に効率よく勉強ができるので、休みの日は自分の好きなことを遠慮なくして過ごしたりできるのでオススメです。
定期的な達成感を感じることは重要
勉強していても身になると感じることが少ないとどうしても長く続かなくなってしまいます。
医療業界には様々な資格があることをご存知でしょうか??
私は自分の専門としている分野に近い
✔︎心電図検定
✔︎呼吸療法認定士
などの資格の勉強を日々の勉強に組み込みました。
資格の勉強となると、費用もかかりますし、何より期限もあり試験日が近くなればなるほど、自ずと勉強するようになってきます。
資格の試験の勉強が終わったあとは、勉強する癖がついたり、つき始めているので、その流れが自分がやりたい勉強に手をつけることができるようになります。
どうしても勉強に手がつかない時は、資格の勉強などを織り交ぜることで、自身のスキルアップとともに、勉強する習慣も身につくため、オススメですよ。
以上になりますが、少しでも参考になりましたでしょうか??
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