看護師として様々な場所で働くには、専門学校や大学で3~4年の教育を受けた上で、「国家試験」を通過して看護師免許を取得する必要があります。
看護師国家資格の所得までの道のりは決して「楽」ではなく、皆さんも多大なる労力と時間を使ってきたと思います。
そんな苦労して取得した看護師の国家資格。
今回は看護師として働く上でのメリットについて記載していきます。
仕事に困らない
看護師として働いている方ならすでに実感されているかと思いますが、看護師は仕事に困りません。
看護師人数は年々増加を続ける一方ではありますが、看護師不足の現社会は変わらずのままです。
多くの職場では退職者もあり、どこの病院、施設でも毎年多くの求人があるのが現状です。
つまり、看護師として働く上で仕事に困ることはありません。
働こうと思えばいつでも働けますし、辞めようと思えばいつでも辞めれます。
一般の企業に勤める人ではなかなかこのようにはいきません。
また、よほど人気やブランド力があって人が過剰に集まる病院でない限り、働く病院も自分で決めることができます。
都内で生活したいし、都内の給料のいいところで働こうかな~
と思って自分で働く場所を選ぶことができるのが看護師です。
ほぼ働きたい病院で働くことができます。
働き方を選べる
上記の「仕事に困らない」に通ずるものではありますが、病院を選ぶ余裕がある看護師ですので、働き方も選べてしまうことがほとんどです。
正社員として働きたい方はもちろん、非常勤やアルバイト、子どもを育てながらの時短勤務など、様々な働き方を選べます。
勤務形態に関しては以前書いた記事を参照して頂ければと思います。
上記記事のような勤務形態を選んで、自身のワークライフバランスに合った働き方ができます。
例えば、
出産後に子どもとの時間を大切にしながら、家計を支えるために空いている時間で働く
大学院に通っているけど、お金も必要だから週末の夜だけバイトがしたい
できるだけたくさんの人と会うのは避けたいから夜勤専従のバイトにしたい
など、ニーズに合わせることができます。
自分のニーズが多いければ多いほど、どこでも働くといったことは多少難しくなる可能性はありますが、それでも一般企業の人々に比べれば、職を手にする確率は雲泥の差です。
自分が希望する働き方がより明確になっているなら、転職サイトなどを利用することで、さらに自分の働き方に合った職場に巡り会えると思います。
給料がいい
看護師として働くメリットとして給料面をイメージするかは多いのではないでしょうか?
実際に低いところでも年収400万前後、高いところであれば、同じ年代でも年収は6~700万程度もらえるところもあります。
看護師は給料がなかなか上がらないと言われています。
一般社会人の年収と比較すると
一般社会人 20代 平均346万
看護師 20代 平均410万
一般社会人 30代 平均455万
看護師 30代 平均457万
とスタートの段階では平均値より高いことがわかります。
少し微妙な結果となってしまっていますが、看護師の給料は夜勤をするかしないかで年収にも大きな変化があります。
私は20代ですが、夜勤もそこそこしているので、20代前半で年収は500万を超えました。
なので夜勤をあまりしないのであれば、平均値を参照し、夜勤をそれなりにするのであれば平均値よりもかなり上の額の金額が稼げると思って頂いて間違いありません。
確かに給料は上がらないと言われていますが、それも病院によりけりですので、一概に全体がそうであるとは限りません。
色んな事にチャレンジできる
看護師は仕事を一時リタイア、もしくは休職して様々なことにチャレンジすることも可能です。
実際に私の周りには、
仕事に疲れたから1年間海外留学して同じ職場に帰ってきた人
大学院へ入学し、2年後帰ってきた人
事業を立ち上げた人
半年ほどの休職期間を経て他の病院へ転職した人
など様々な人がいました。
特に何かを成し遂げようとする看護師の意見としては
「やりたいことやるよ!失敗してもすぐに看護師として復職できるし、お金も稼ぎ直せるから!」
といって色んなことに挑戦する人が多いなと思いました。
実際に一般の社会人に比べて、仕事を辞めるデメリットが明らかに看護師は少ないので、どんどん自分の好きなことをチャレンジする人が多いです。
福利厚生がしっかりしている
看護師として病院や施設で働くと、福利厚生がしっかりしているところが多いです。
家賃補助
託児所
深夜勤後のタクシー代の補助
格安の寮
ボーナス支給
家族手当(扶養手当)
その他超勤手当や夜勤手当
通勤手当
資格手当
など様々な福利厚生を受けることができます。
福利厚生をうまく利用することで、年収が増えたり、貯金する額が増えたり、身体の負担を減らしたりなどすることもできます。
看護師として働く上で給料以外にも福利厚生にも是非チェックを入れてみてほしいと思います。
看護師と働くことは辛いことも多いですが、社会的にメリットになることも多いです。
せっかく頑張って獲得した国家資格なので、有意義に活用して、今後も心豊かに仕事をしていきたいですね。