看護師として働くこと決めた時、国家試験の勉強に精を出している時、
「看護師として力をつけたい!」
「立派な、自立した看護師になってやる!」
「●●さんみたいな素敵なナースになりたい!」
と気持ち前向きに考えた経験はありませんか??
志高く就職したものの、日々の忙しさに忙殺されて、昔の気持ちを忘れて無我夢中に働いていませんか??
または忙しさや人間関係に気持ちが負けそうになって悩みを抱えていませんか??
看護師の仕事は激務と一般的にも言われていますが、現役の集中治療室で働いている私も
「看護師の仕事は相当激務」
だと自負しております。
志が高いのに、気持ちが負けそうになることなんていくらでもあります。
そんな中でこの記事を見てくれた人の一人でも気持ちが前向きに、そしてまた志高く働いてもらえるようになってくれれば幸いです。
看護師として力をつけたいと思ったあの日
私は学生の頃から負けず嫌いということもあり、優秀な看護師になるということが1つの目標でもありました。
「誰よりも知識をつけて、誰よりもバリバリ働いて、誰よりも人に頼られる」
そんな看護師になりたいと思っていました。
学生のころは実習で病院や施設で学習しますが、やはり実際に働いているわけではないので
責任も、長時間働く辛さも、多重課題の難しさも、人間関係の悩みも一切感じたり実感することはありませんでした。
なのでどんなに給料が安くても、勉強になる病院、看護師のコミュニケーション能力・処置ケア能力・管理能力が磨ける病院で働きたいと言って、大学の先生にオススメの病院を聞いて回ったものです。
そして「看護師として力をつけることができる教育的な病院」を自分の病院選びの主軸にして今働いてる病院に行き当たりました。
現場の実際
実際に看護師と働いてみて、最初の4ヶ月ぐらいは気持ちも常に前向きで、何を言われても自分のためだとあまり辛い気持ちにもならずに働けました。
毎日、自分の趣味や休むことよりも勉強することの方に主軸があったことをよく覚えています。
志が私を動かしていたので、我慢できないほどの辛さというものはありませんでした。
同じ気持ちを持っている方であればなんとなく共感できるのではないでしょうか??
でもやはり実際の現場は厳しいことが山積みです。
✔︎仕事量や覚える内容の多さ
✔︎人間と病気を相手にする難しさ
✔︎職場の人間関係
✔︎残業
簡単にあげてみましたが、実際の現場で困難に感じることは他にももっともっとあります。
中には
✔︎パワハラ、セクハラ
✔︎イジメ
が存在する職場もあります。
看護師の職場には気持ちが負けそうになる事柄が山のようにあります。
私も心が疲れ果てて、限界直前を経験した一人です。
でもそんな私でも、その時の辛さを乗り越えて、今、また昔の志を思い出しながら日々楽しく働き、勉強しています。
気持ちが負けそうになる、今の悩みは何??
今辛いことがあって、なかなか自分に力をつける余裕がないという人も多いと思います。
私も辛い時期は、
「力をつけよう!」
なんて余裕は一切ありませんでした。
大きな悩みがいっぱいあったため、それどころじゃなかったというのは正直なところです。
今、大きな悩みを抱えてる人は、悩みの内容がわかっていたと思っても、一度紙などに自分が何に対して悩んでいるのか書き出してみることをオススメします。
頭では理解しているようで、紙に書き出すと、意外と自分の悩みの深さや悩みの理由がより明確になるはずです。
この方法はストレス発散方にも利用されています。
まずは悩みを知り、向き合うことができるようになることが、今の辛い現状を乗り越えて、過去の志を奮い立たせる原動力になります。
頑張る姿は必ず誰かに見られている
自分が日々の仕事で成長を感じなかったり、できないと感じてモチベーションが下がってしまう方もいると思います。
また、頑張っている内容が評価されなくて気持ちが前を向かない人もいるでしょう。
最近は男性の看護師もかなり増えてきている中ではありますが、看護師の世界では現場は今でも女性社会のところがほとんどです。
女性はいい意味でも悪い意味でも「噂が大好き」です。
悪い噂はすぐに広まったりします。
しかし頑張っている姿や一生懸命な姿も同様に噂として流れ出ることが多いです。
誰からも評価されないと思っていても、実は影で自分の頑張りを認めてくれている人は必ずいます。
ただそれが直接自分の耳に届かないことは多いと思うので、どうしても評価されないと思ってしまいがちです。
職場の人間すべてを味方につけることは本当に困難です。
ただ、自分を応援してくれる人や味方をつけることは、自分の行動次第で必ずできます。
この自分を評価したり、応援してくれる人が、自分の志を復活させたり、モチベーションをあげるために非常に重要になります。
仕事の後に勉強がしたいのに疲れてできない
看護師としての力をつけるためには、やはり「勉強」が切っても切り離すことができません。
ただ、上記でもお伝えしているように、看護師の仕事は激務で、残業も多く、
「疲れ切った体にとてもじゃないけど勉強なんてできない!」
と思う方も少なくないと思います。
実践できる方法と精神論についてお伝えします。
実践できる方法
私の経験上、看護師として働いていて、仕事終わりは疲れ切っていて勉強が手につかないという方には1つの共通点があります。
それは「寝不足」です。
特に本人が気づいていいない間に慢性的な寝不足になっている方が多い印象です。
1日6時間寝れば日中の眠気もないし大丈夫じゃないの?
などの意見もよく見られるのですが、人はベストパフォーマンスをするためには7時間は寝たほうがいいと私は思っています。
特に看護師は夜勤の勤務もありますので、寝不足の状態に陥りやすいのですが、寝不足の管理がしっかりできるようになると自分でも驚くぐらい体が軽く、心豊かに仕事ができるようになります。
寝不足は気持ちにも影響を与えます。
寝不足を解消することは、やる気やモチベーションのアップにも繋がります。
睡眠の詳細に関しては下記記事を参照ください。
精神論
人は切羽詰まらないと、どうしても行動を起こしにくい生き物です。
例えば、仕事が夜遅くまで続くから勉強する体力なんて残ってないと思っているとします。
実際にそれが事実で毎日22時ごろ家に帰って朝7時に出勤する
なんて勤務形態で働いている方は、すぐにその職場から転職することをオススメします。
そんな職場では勉強どころか体や心を壊して、今後働き続けることすら難しくなる可能性が高いからです。
しかし多くの方は、上記の寝不足が重なったりして勉強することが億劫になってしまいます。
一日30分でも勉強すれば、1週間で3時間半、1ヶ月で15時間です。
思い返してみて、毎日30分、時間を無駄にしていることはありませんか??
その貴重な30分を勉強に当てることは絶対にできるはずです。
ただ体や心の疲れ、睡眠不足はそれらの行動を鈍らせてしまいます。
仕事の後はどうしても疲れてできないという方は、早く寝て朝早く起きて30分勉強することをオススメします。
朝活は噂に違わぬ効果がありますし、きっと勉強できたことで志やモチベーションも上がって行きます。
看護師として力をつけるためには、まず自分が健やかに日々働けることが非常に大切になります。
どれほど高い志があっても、心と体が悩みなどで休まらないとなかなか気持ちは前を向いてくれません。
悩みや相談事があれば、ぜひ問い合わせからご連絡いただければと思います。
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